韓国メディア『OSEN』によると、イングランド・チャンピオンシップ(2部)のミルウォール戦(現地時間10月13日)で、スウォンジー・シティの韓国代表MFオム・ジソンが人種差別的な暴言を受けたとされる。試合は約7分間中断し、同メディアは「韓国代表がまたも被害に」と見出しを立てて報じている。

ウォーミングアップ中に差別的なチャントが…

10月13日(日本時間14日)に行われた第10節は、スウォンジーにとって敵地でのミルウォール戦だった。後半20分頃、ベンチスタートだったオム・ジソンがピッチ脇でウォーミングアップを行っていた際、観客席から人種差別的なチャントがあったとスウォンジー側が報告したという。主審は試合を中断し、約7分間プレーが止まった。

英メディア『Sky Sports』によると、再開前にスタジアムでは、人種差別的なチャントの報告があったことと、警察が監視カメラ映像で該当者の特定を進めていることがアナウンスされている。オム・ジソンは出場することなく試合を終え、スウォンジーは90分のロナルドのゴールで1-0と勝利した。

ミルウォール側も厳罰を予告

米メディア『Yahoo Sports』によると、スウォンジーのヴィトール・マトス監督は「こうしたことが入り込む余地はないと、我々はみんな分かっている」と語り、選手に寄り添う姿勢を示した。クラブは声明で「あらゆる形態の差別を非難する」と表明し、試合後には「ジソンに寄り添う。彼には変わらぬ愛と全面的な支持がある」との声明も出している。過去には欧州で、韓国代表のソン・フンミンやファン・ヒチャンらも人種差別の被害に遭っている。

ホームのミルウォールは「あらゆる形態の差別にゼロ・トレランスの方針を取っている」とし、該当者が特定されれば「最も厳しい措置を取る」と予告した。一方、同クラブのアレックス・ニール監督は英放送局『BBC』に「試合を止めても何も解決しない。勢いを削ぐだけだ」と語った。英メディア『Sky Sports』は、この発言は通報後の中断の進め方と長さに向けられたもので、通報への対応自体への不満ではないとの理解を伝えている。

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