野球評論家のデーブ大久保氏が、最速157キロを誇る横浜高校(神奈川)の織田翔希投手(3年)の米球界挑戦について、10月15日に見解を示した。織田は同日、同校で会見を開き、NPBを経ずに米国へ渡る意向を表明している。大久保氏は、織田が米国で大学生になる道を見越していると分析し、日本のプロ野球は指名から手を引かざるを得ないとの見方を示した。
大久保氏はまず、織田が今できることとして「アメリカに行って、まずは大学生になること」を挙げた。そのうえで、3か月か6か月ほど米国で暮らした実績を作れば、MLBのドラフトにかかる権利ができると説明した。「それをすべて見越して、織田投手は今、やってます」と推測している。日本のドラフトについては、指名があれば何球団かが1位で行くと予想した。
また、日本ハムが得意なパターンとして、ソフトバンクが昨年、佐々木麟太郎に動いた例を挙げ、まず指名してから来てもらう手法もあると述べた。しかし今回は、1位候補が米挑戦を宣言した以上、「プロ野球は手を引かざるを得ないかなというのが本音ですね」と語った。
ドラフト会議は10月22日に行われる。21日、日本ハムは都内で戦略会議を行い、織田を指名対象から外したことを明らかにした。木田優夫GM代行(58)は「1位は公表しません」とした一方、米挑戦の意向を聞いた後の会議は「織田君が(候補に)いない状態で話し合った」と明かした。また「同じ野球人として、これから織田君がどこで野球をやっても頑張って欲しい」とも語っている。
一方、DeNAの木村洋太球団社長は、本人や学校関係者の意向を把握したうえで「総合的に判断したい」と述べ、1位指名は「まだ決まっていない」とした。
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