ドジャースのアンドリュー・フリードマン編成本部長が10月21日、本拠地ドジャースタジアムでシーズン総括会見に臨み、大谷翔平投手が今オフに手術を受ける予定はないと明らかにした。左膝と右上腕二頭筋の不調に悩まされたシーズンだったが、同本部長は来季も大谷が投手として投げることを見込んでいる。長いシーズンをどう管理するかが、来季に向けた課題となっている。
大谷は今季、3年ぶりに開幕から先発ローテーションに入り、二刀流で臨んだ。投手としては14試合に登板して8勝2敗、防御率1.79をマークしたものの、左膝や右上腕二頭筋の不調により後半戦は登板できなかった。さらに9月には、ドジャース移籍後初めて負傷者リスト入りも経験している。打者としては135試合に出場し、30本塁打、81打点、打率2割7分5厘、OPS.889を記録した。チームはナ・リーグ優勝決定シリーズでブルワーズに0-4で敗れ、3年連続のワールドシリーズ制覇を逃している。
フリードマンは今季の大谷の状態について、膝が良くなったかと思えば上腕二頭筋に問題が出るという「もぐらたたき」のような状況だったと振り返った。さらに「いろいろな問題に同時に対処しなければならなかった」と明かしている。手術は選択肢に入っておらず、医師からは休養を勧められているという。一方で来季の起用について、10月に最高の状態で臨めるようにすることが課題だとの認識を示した。大谷自身もシリーズ敗退後、来季の二刀流に向けて「全部やるつもり」と語っていた。
