巨人が来季からのヘッドコーチ就任を、元監督で野球解説者の高橋由伸氏(51)に要請していることが10月23日に分かった。同日、巨人は球団OBの松井秀喜氏(52)が来季の新監督に就任すると発表しており、就任会見では組閣について「現時点で1人だけ声をかけております」と話していた。高橋氏が受諾すれば、球団復帰は9年ぶりとなる。
松井監督と高橋氏とは1学年違い。2人は1998年から2002年まで5シーズンにわたってともにプレーし、2度の日本一に貢献した。02年オフに松井監督がヤンキースへ移籍した際は、選手会長だった松井監督の後任に高橋氏が指名されていた。高橋氏は現役引退直後の16年から3シーズン監督を務め、退任後は解説者などとしてチームを見守ってきた。なお、高橋氏が監督就任直後の16年2月の春季キャンプでは、松井監督が臨時コーチとして訪れ、坂本勇人内野手らに打撃の助言を送っていた。
会見で松井監督は、ほかのコーチ陣について「現時点で1人だけ声をかけております。それ以外何も決まっておりません」話しており、コーチ1名の招へいについて示唆していた。
2人は昨年8月のトークショーで初共演しており、松井監督が「いつかまたユニホームを着て指揮を執ってほしいと本当に思っています」と呼びかけると、高橋氏は「我々、年はほぼ一緒ですよ。監督2人制とか」と冗談めかして応じていた。監督経験のない松井監督にとって、チームを熟知する高橋氏の存在は心強いものとなる。コーチ人事の正式な決定が焦点となっている。

