米オハイオ州カジノ管理委員会は10月21日(現地時間)、同州在住のブレイク・モーガンをスポーツ賭博の強制排除リストに登録した。トロント・ブルージェイズのジョン・シュナイダー監督を脅迫したと認定し、州内のスポーツ賭博施設への立ち入りと、オンラインを含むスポーツ賭博への参加を禁じた。脅迫は2025年のワールドシリーズ期間中、米大リーグ機構(MLB)への電話で行われたという。背景には、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平への投球対応を巡る不満があった。

敬遠方針への不満から脅迫

米メディア『SBC Americas』によると、モーガンは2025年10月28日ごろ、MLBの顧客対応窓口へ電話した。大谷との勝負を避ける敬遠方針を監督が記者会見で示したのに、実際には勝負したと主張し、敬遠を前提に金を賭けた人がいるとして監督を非難したという。

さらに監督の住所などを把握していると述べ、危害を加えると示唆した。委員会は、こうした脅迫がモーガン自身の賭けに関連していたと認定した。一方、モーガンは脅迫を否定していると米メディア『ESPN』は伝えている。

賭けに伴う脅迫を容認せず

委員会のアンドロメダ・モリソン暫定事務局長は10月21日の声明で、スポーツ賭博に伴う脅迫を批判した。「賭けを理由に競技関係者を暴力や危害で脅す行為は容認しない」と述べ、州法に違反する行為には適切な措置を取るとしている。

事案を委員会に持ち込めたのはMLBとの連携によるところが大きいとし、試合の公正性を守るMLBの姿勢に謝意を示した。委員会の命令書によると、MLBは2025年10月30日ごろ、モーガンを球場を含む全施設への無期限の立ち入り禁止処分としている。

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