イタリアのSSCナポリが10月21日、前十字靱帯の断裂が判明した元所属選手に、公式Xでイタリア語の激励を送った。相手はパリ・サンジェルマンのジョージア代表FWフヴィチャ・クヴァラツヘリアだ。ただ、英語への自動翻訳で表示された言葉をめぐり、一部の利用者から戸惑う反応が出たとイタリアのサッカーメディア『Football Italia』が伝えている。古巣が復帰を願ってつづった一文に、言語ごとの慣用表現が関わっていた。
英訳は「Break a leg」
同メディアによると、ナポリは「In bocca al lupo」と呼びかけ、早くピッチに戻る姿を待っていると伝えた。この言葉は直訳すると「オオカミの口の中へ」だが、イタリア語では相手の幸運を祈る慣用句である。ところが、Xの英語自動翻訳では、この部分が「Break a leg」と表示されたという。英語でも幸運を祈る表現だが、文字通りに訳せば「脚を折れ」となる。同メディアは、負傷した選手の回復を願う場面にはそぐわないとの指摘が、複数の利用者から寄せられたと報じた。
本人が語った復帰への決意
クヴァラツヘリアは現地時間20日のUEFAチャンピオンズリーグ、FCバルセロナ戦で負傷した。英メディア『Sky Sports』によると、パリ・サンジェルマンは21日、クヴァラツヘリアが右膝の前十字靱帯を断裂し、数日中に手術を受ける予定だと発表した。同メディアは、本人がInstagramに投稿したコメントも伝えている。クヴァラツヘリアは「いつも支えてくれる人たちのために、もっと強くなって戻らなければならない」と復帰への決意を示した。
