フランスの女子ラグビー選手クレア・メニエが、10月17日に行われたU18の試合中に頭部へ重傷を負い、10月21日に搬送先の病院で亡くなった。17歳だった。米メディア『People』は、事故が起こった背景とフランスラグビー連盟(FFR)の今後の対応について明かした。
フランスラグビー界に起きた”悲劇の詳細”
同メディアによると、メニエはロット=エ=ガロンヌ県マルマンドを拠点とするユニオン・デュ・バサン・マルマンデに所属し、バックロー(FWの3列目)としてプレーしていたという。クラブは10月21日(日本時間22日)に声明を出し、10月17日に行われたU18のアジャン・アグロ・ラグビー戦で事故が起きたことを明かした。
仏地元紙『Le Républicain』によると、メニエはタックルに入った際に頭部へ強い衝撃を受け、フィールド上で心肺停止状態に陥ったという。その後、医療スタッフの処置を受けて救急搬送されたが、ボルドーのペルグラン病院で亡くなった。なお、クラブやFFRの声明では事故の詳しい状況は明らかにされておらず、FFRは経緯の解明に努めるとしている。
FFR会長が明かした”今後の対策”
FFRは声明で「計り知れない深い悲しみを感じている」と述べ、メニエの死によってサポートが必要な人々のため、心理的サポートユニットを設置したという。FFR会長のフロリアン・グリル氏は10月23日(日本時間24日)、自身のSNSで「ご家族の同意を得て、フランス全てのラグビー場で1分間の拍手を行う」と発表した。
続けて「このような行動で痛みが消えるわけではないが、我々ラグビーファミリーの連帯を示すことにはなるだろう」と語っている。グリル氏は「今は何よりも考える時間だ」とも述べ、フランスのラグビー界全体が喪に服していると強調した。
