今年9月に中国・北京で開かれたハイロックスの大会で、競技中に便失禁をしながらレースを続け、批判を浴びたオーストラリアのジョアンナ・ヴィエトリク(22)が、インスタグラムの動画で改めて謝罪した。ヴィエトリクは10月30日にドイツ・ハンブルクで行われる大会に出場する予定で、北京大会以来の復帰戦となる。この出場をめぐり、今後の動向に注目が集まっている。
衛生面をめぐって論争、ヴィエトリクは優勝ポイントを放棄
ヴィエトリクは9月12日、北京で開かれた女子エリート部門に出場し、競技中に排便を制御できなくなった。その後も、他の参加者と共用する器具のある区間を含めてレースを続け、優勝した。競技の映像や画像が公開されると、衛生面をめぐって論争が起きた。ハイロックスはヴィエトリクをすぐに競技から外さなかったことを謝罪し、汚染防止に関する規則をより厳格なものに改めた。ヴィエトリクも9月17日に公式に謝罪し、優勝で得たポイントを放棄した。
「すべての方々に心から謝罪」

ヴィエトリクは10月28日に投稿した動画で、「この6~8週間、北京で起きたすべてのことを振り返る時間を持った」と明かした。そのうえで「影響を受けたすべての方々に心から謝罪したい」と述べ、レースを続けた自らの判断について謝罪した。今回の状況については「非常につらく、自分自身と向き合うこともかなり苦しいことだった」とも語っている。
さらに、周囲からの支えに感謝し、「再び競技に戻れることが本当に楽しみ」と話している。ポイントを放棄した後も、ヴィエトリクは女子エリート部門のシングルスで547ポイントを持って首位に立ち、2位のローレン・ウィークスとは7ポイント差をつけている。
