サンディエゴ・パドレスの松井裕樹が、ドジャース戦を"最も戦いたくないカード"と語り、その理由として大谷翔平をめぐる日本メディアの取材攻勢を挙げた。パドレスとドジャースはナショナルリーグ西地区のライバル関係にあり、両チームの対戦はシーズンを通じて繰り返し組まれている。だが松井にとって、その試合は純粋な競技以上の"別の戦い"も意味していた。
大谷に打たれると「大変なことになる」
米メディア『Sports Illustrated』によると、松井は「(大谷選手は)去年、僕からよく打っていた。今シーズンは変化球のコントロールを徹底して、しっかりアウトにできるよう取り組んでいる」と語った。さらに続けて「大谷選手に打たれると日本メディアの取材がすごい。だからそうならないよう頑張っている」と明かしている。5月20日のドジャース戦で松井は大谷と1度対戦してフライアウトに仕留めたが、試合後はロッカーに日本人記者が殺到したという。
防御率1.64でも消えない「嫌な相手」の正体
松井はドジャース戦のたびにメディアに囲まれる状況について、「毎回こんな感じなのでもう慣れた」と苦笑いを交えながら語った。同記事はこの発言に対し、実際の成績と"嫌いな相手"発言の矛盾も指摘している。
松井はキャリア通算でドジャース相手に13試合登板して防御率1.64、15奪三振という好成績を残しており、数字のうえでは得意にしている相手でもある。「苦手意識」の正体がプレーではなく取材対応にあるという構図は防御率1.64の好成績では解決できない問題があることを物語っている。

