ロサンゼルス・ドジャースが2026年シーズン、今季ここまで一度も延長戦を経験していないという記録が注目を集めている。MLB公式記録によると、6月3日時点で40勝22敗(勝率.645)を記録しており、1点差ゲームでは6勝7敗と負け越しながらも、それでも試合が9回以内に決着し続けており、2延長戦に突入した試合がゼロというのが実態だ。ドジャースが最後に延長戦を戦ったのは2025年ワールドシリーズ第3戦、トロント・ブルージェイズとの一戦で、ワールドシリーズ史上最長タイとなる18回まで及んだ試合である。
勝率.645が隠すもう一つの顔
同サイトが示す数字はドジャースの強さをそのまま反映している。今季の成績は勝率.640を超えリーグ最高水準で推移し、得点差(ラン・ディファレンシャル)は+100を大きく上回る。接戦での粘りも示しており、1点差ゲームでの勝敗記録が6勝7敗と僅差で拮抗している一方、試合全体では主導権を握ったまま9回を迎えるケースが圧倒的に多い。
6月3日(現地時間)にはアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦で大谷翔平が6回無失点・2安打1四球の好投を見せ、ドジャースが7-0で快勝した。『Dodgers Nation』のキャメロン・キスラ記者が伝えたところでは、この勝利でドジャースは直近20試合で16勝という驚異的なペースを刻んでいた。
6時間39分の死闘が"最後"
この記録をさらに際立たせるのが、ドジャースが最後に経験した延長戦の中身だ。それは2025年ワールドシリーズ第3戦、トロント・ブルージェイズとの一戦で、ワールドシリーズ史上最長タイとなる18回まで及んだ。
この試合はフレディ・フリーマンが18回裏にサヨナラ本塁打を放ち、ドジャースが6-5で勝利した。6時間39分、609球が投じられたワールドシリーズ史上最長タイの試合を最後に、ドジャースは今季の全試合を9回以内で完結させてきた。フリーマンの18回裏サヨナラ弾という劇的な幕切れから約7か月——その同じチームが、延長戦ゼロのままリーグ最高勝率で2026年シーズンを走っている。

