モロッコ代表DFを巡る司法手続きが、ワールドカップ期間中のサッカー界にも波紋を広げている。

スペインメディア『MARCA』は現地時間19日、フランス1部のPSGに所属するモロッコ代表DFアシュラフ・ハキミが、強姦容疑を巡る裁判を受けることが決定したと報じた。

ベルサイユ控訴裁判所の予審部は、ハキミ側が起訴決定に対して行った異議申し立てを退け、同選手を刑事裁判に付す判断を支持したという。

報道によれば、この案件は2023年に発生したもの。ハキミとSNSで連絡を取っていた女性が自宅を訪れた際、同意なく身体を触られた後に性的暴行を受けたとして被害を訴えた。

女性は当時の状況について、「彼はまるで動物のようだった。優しさはまったく見られず、性行為を求めて必死な様子だった」と証言しているという。

一方、ハキミ側は一貫して疑惑を否定している。弁護士のファニー・コラン氏は、原告の供述には矛盾や虚偽が含まれていると主張し、「原告の矛盾や虚偽、真実解明への妨害などが考慮されていない」と裁判所の判断を批判した。

現在、ハキミはモロッコ代表の一員として北中米ワールドカップに参加中だ。

裁判所の決定を受け、自身のSNSで声明を発表し、「もし私が有名人でなければ、この事件は存在しなかっただろうと司法から言われた」と投稿。さらに「私は初日からこの裁判を待っていた。そして今、その日を心待ちにしている。ようやく話すことができる」とコメントしたという。

この発言は、今後の記事タイトルや見出しでも注目を集めそうだ。

また、原告女性の弁護士は今回の決定を歓迎し、「依頼人に安堵と希望をもたらした」と評価した。裁判は今後数か月以内に開かれる見通しで、世界的スター選手を巡る注目の法廷闘争の行方に引き続き関心が集まりそうだ。

筆者:江島耕太郎(編集部)
画像提供:Getty Images

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