「危険すぎて不可能」52年ぶりW杯出場のハイチ、代表監督は就任18カ月経過も未だ入国できず
ハイチ代表は、18日に北米ワールドカップ北中米カリブ予選最終節でニカラグア代表と対戦し、2-0で勝利した。
この結果、ハイチは1974年大会以来2度目となるワールドカップへの切符を獲得した。
だが、イギリスメディア『BBC』によると、チームを率いるフランス人指揮官セバスティアン・ミニェ監督は、就任から18カ月が経った現在もハイチに一度も足を踏み入れたことがないという。
国内の深刻な治安悪化により、同国代表のホーム戦はハイチから約800キロ離れたキュラソーで開催しているためだ。
2010年の大地震以降、ハイチでは武装勢力が首都ポルトープランスの大部分を支配し、130万人以上が避難生活を余儀...