千葉県の強豪私立高校バスケットボール部に苦労の末、入部した女子高生Mさんのエピソードです。1年生ながらレギュラー入りできるくらいの実力を持つMさんでしたが、顧問の男性教師による不公平なエコ贔屓が原因で先輩からのイジメに遭ってしまいます。しかし、事態は急展開。理不尽な状況を打破し再びコートで輝きを取り戻すまでのお話をご紹介します。

実力と可愛さが招いたイジメと、元凶である顧問の「エコ贔屓」

小学生からミニバスに打ち込み、中学ではキャプテンを務めたMさん。千葉県の強豪私立高校に苦労の末見事合格し、入部後も持ち前のセンスで1年生にしてレギュラーに抜擢されます。容姿端麗で人気も高かった彼女の高校生活は順風満帆に見えましたが、その目立つ存在感が引き金となり一部の先輩から陰湿なイジメの標的にされてしまいます。しかし、事態を悪化させていた真の元凶はMさんの実力や容姿だけでなく、男性顧問によるあからさまな「エコ贔屓」でした。その教師はプレーの良し悪しに関係なく気に入った特定の生徒だけを優遇し態度を変えていたのです。指導者としてあるまじき不公平な振る舞いが部員たちの間に嫉妬や不満を生む温床となっており、この歪んだエコ贔屓がなければ、Mさんがイジメに苦しむこともなかったかもしれません。

母親への相談から学校の決断、そして再び輝くエースへ

Mさんは部活をやめることも考えましたが、泣き寝入りせず母親に部活動での悲痛な状況を相談しました。事態を重く見た母親は父兄会を通じて問題を提起し、学校側へ正式に報告します。強豪私立校ゆえに学校側も指導者の不適切な対応とイジメの連鎖が外部に漏れてスキャンダルに発展することを恐れました。その結果、元凶である男性顧問を系列校へ異動させるという決断を下したのです。不公平な指導者が去ったことでチームの空気は一変しました。顧問がいなくなった途端、先輩たちからのイジメもピタリと止んだのです。チームは本来の健全な関係を取り戻し、実力のあるMさんには確実にパスが回るようになりました。彼女は持ち前の得点力を存分に発揮し、見事インターハイ予選のレギュラーとして大活躍を果たします。指導者の歪んだ態度が人間関係を壊す恐ろしさを物語るエピソードです。

【体験者:10代女性・学生、回答時期:2026年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Qolyコラムニスト:おかもとたかひで
鍼灸師の国家資格を保有し、スポーツにおける故障の治療を中心に活動している。特に高校生の部活動でのケガからプレー復帰までの道のりや、ケガ予防を含めたコンディショニング指導に注力しており、過去にはオリンピック選手の治療に携わった経験も持つ。また、自身も千葉ロッテマリーンズの試合観戦に頻繁に足を運んでおり、球場での熱気や、ファンと選手の間で生まれるリアルなエピソードを交えたコラム執筆も行っている。

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