ポルトガルの名門スポルティングCPで4シーズン目を迎えた日本代表MF守田英正。

派手さはないものの、頼れる実力派MFとして活躍を続けてきた。

昨シーズンは怪我による離脱に苦しみながらも、チームのリーグ2連覇に貢献。

ただ、今シーズンもコンディション面で苦しんでおり、クラブと代表で厳しい状況にある。スポルティングでは控えになることもあり、今月も代表招集が見送られた。

守田は8日に行われた古巣サンタ・クララ戦に途中出場。試合後のSNS投稿が話題になっている。

「今は自分自身と戦っている。日々、自問自答しつつ、ハードワークしている。ヨーロッパでの道が始まった場所であるアソーレス諸島に戻り、古巣サンタ・クララと対戦できたことは、個人的に厳しい時期にある自分にとって特別な機会になった」などとポルトガル語で心中を吐露。

現地でも「謎めいた意味深投稿」と話題になるなか、ポルトガル紙『A Bola』は、「守田が落胆する理由が判明」と伝えた。

「守田の真意について、いくつかの疑問が浮上した。本紙が確認したところによると、フィジカル的な問題によって、これまでのシーズンのようなパフォーマンスレベルが発揮できていないことへの嘆きだった。実際、それらの制約は昨シーズンから始まった。再離脱を余儀なくされる間に、ジョアン・シモンエスにレギュラーの座を奪われたが、彼は早い回復を望んでいる」

これまでの守田はタフな選手でもあったが、昨シーズンからの度重なる負傷離脱に対する忸怩たる思いを吐露していた模様。

代役として、20歳の若手MFシモンエスが台頭しつつあるが、コンディションさえ整えば、守田の地位はゆるぎないはず。日本代表としても重要な存在だけに、完全復調を願うばかりだ。

井上大輔(編集部)

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