長野県は11日、照明用架台の鉄骨部材の一部が落下したことに伴い、使用を停止しているサンプロ アルウィン(長野県松本平広域公園総合球技場)について、復旧工事の内容が決まったと発表した。

J3松本山雅FCのホームスタジアム、サンプロ アルウィンでは10月2日、バックスタンドの照明を支える鉄骨部材が落下し、観客席の一部が破損する事故が発生(人的被害は無し)。

利用者の安全が確認されるまで、施設の利用が停止となり、松本山雅はサンプロ アルウィン以外のスタジアムでホームゲームを開催している。

そのサンプロ アルウィンに関して今回、フィールドの使用再開の見通しが立ったことを長野県が明らかにした。

復旧工事は有識者等からの意見を踏まえ、部材の落下により変形した鉄筋コンクリート支柱と照明用架台を元の位置に戻し、落下した部材を交換したうえで、原形に復旧するとのこと。

工期は令和8年(2026年)1月中旬までで、フィールドの使用再開は3月になる予定だという(※例年、芝生の養生期間として12月から3月は使用を制限)。

シーズン移行に伴い、2026年上半期に開催されるJリーグの特別シーズン「明治安田Jリーグ百年構想リーグ」の開幕には間に合いそうだ。

なお、松本山雅は同日、協議・調整が続いていた11月29日(土)のJ3最終節ギラヴァンツ北九州戦に関して、味の素フィールド西が丘(東京都北区)に変更して開催すると発表している。

筆者:奥崎覚(編集部)

試合だけでなくユニフォーム、スパイク、スタジアム、ファン・サポーター、カルチャー、ビジネス、テクノロジーなどなど、サッカーの様々な面白さを発信します。現場好き。週末フットボーラー。

This article is a sponsored article by
''.