デンマークのスポーツブランド『hummel』は12日、J2のジェフユナイテッド市原・千葉が2026シーズンの「明治安田Jリーグ百年構想リーグ」で着用する新ユニフォームを発表した。

千葉開府900年を記念したデザインで、この日に千葉市役所でお披露目されている。

画像: ジェフユナイテッド千葉、2026新ユニフォームを発表!「千葉開府900年」の記念デザイン…千葉常胤を大胆に配置

シーズン移行に伴い、2026年上半期に開催される「明治安田Jリーグ百年構想リーグ」。今回発表された新ユニフォームは、ジェフユナイテッド千葉がシーズンが開幕する2月から着用するモデルだ。

JEF United Ichihara Chiba 2026 hummel Home

画像1: JEF United Ichihara Chiba 2026 hummel Home

ジェフユナイテッド市原・千葉 2026 hummel ホーム ユニフォーム

ユニフォームは、千葉開府900年を記念。1126年に初めて「千葉」を名乗り、千葉の街の歴史が始まったとされており、2026年は千葉開府900年のアニバーサリーイヤーになる。

そこで、ホーム(1st)ユニフォームは、千葉氏中興の祖といわれる千葉常胤が騎乗から矢を放つ姿をデザインモチーフに、「900年の時を超えて、千葉常胤の放つ矢がいまジェフユナイテッドに宿る」をコンセプトに設定。

ジェフユナイテッド千葉のエンブレムは、ダイアゴナルライン(斜めの線)で構成されており、そのラインが「千葉常胤の放った矢の軌跡を表している」と捉え、このユニフォームが着想された。

画像2: JEF United Ichihara Chiba 2026 hummel Home

過去と現代を繋ぐダイアゴナルライン、そして未来へと続いていくその軌跡は、右肩上がりの上昇志向と2026年というJリーグの歴史のターニングポイントを戦うクラブの覚悟を示している。

胸中央部には、「千葉開府900年」記念ロゴ、腹部には千葉常胤彫像のシルエットを大胆に配置し、900年前に開かれた千葉という街をホームタウンに持つことに誇りを持つことのできる特別なユニフォームに。

画像3: JEF United Ichihara Chiba 2026 hummel Home

ジェフユナイテッドアンセム「クラブビジョン」にもある通り、「ジェフユナイテッドのエンブレムを世界に輝かせる」という理念にリンクしたデザインだ。

また、シャツの肩から脇部分にかけての切り返し(ユニフォームのグリーンの部分)とパンツの裾部分は、千葉氏の月星の紋章からとられた千葉市市章をモチーフに、なだらかなカーブに。「ツキを呼び、勝ち星を拾う」といわれる紋章にあやかっているとのこと。

画像4: JEF United Ichihara Chiba 2026 hummel Home

さらに、襟内側(背当て)部分にも千葉開府900年ロゴと千葉常胤彫像を配置。サポーターの番号を意味する「12番」を合わせて入れることで、ホームタウンと共に成長する想いが込められた。

画像5: JEF United Ichihara Chiba 2026 hummel Home

右袖のホームタウン表示は千葉氏が使っていた薬箱(千葉市立郷土博物館展示)を参考にして再現。各パーツに千葉市との深い結びつきとホームタウンへのリスペクトを示し、千葉開府900年を祝したユニフォームに仕上がっている。

JEF United Ichihara Chiba 2026 hummel Away

画像1: JEF United Ichihara Chiba 2026 hummel Away

ジェフユナイテッド市原・千葉 2026 hummel アウェイ ユニフォーム

アウェイ(2nd)ユニフォームは、「千葉」という名前の由来となった「千の葉」がモチーフ。

千葉の由来は諸説あるが、千葉市公式サイトにある、『草木の生い茂る豊かな土地であったことから、その意味を表す良い意味の文字を選び、「たくさん」を意味する「千」、「草木」を表す「葉」を当てて、「千葉」と表記した』という説を採用している。

千葉市の木「ケヤキ」の葉をモチーフに、ダイアゴナルライン上に右肩上がりに舞い上がる「千の葉」を散りばめられ、千葉の長い歴史、関わってきた多くの人々の想いが3色のジェフカラーで彩られた。

画像2: JEF United Ichihara Chiba 2026 hummel Away

新ユニフォームの販売日時は、後日クラブが発表予定。

画像3: JEF United Ichihara Chiba 2026 hummel Away

なお、今回発表したユニフォームのスポンサーマークは2025シーズンの企業デザインを使用。スポンサーマークの加工方法については、2025ユニフォーム同様に昇華転写を予定しているという(※いずれも変更になる場合あり)。

ジェフユナイテッド千葉の千葉市開府900年記念ユニフォームは、11月29日(土)に行われるJ2最終節のFC今治戦において、フクダ電子アリーナで展示される。

筆者:奥崎覚(編集部)

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