14日に行われるキリンチャレンジカップ2025で日本代表と対戦するガーナ代表チーム。その監督を務めているオットー・アッド氏が、前日の記者会見で日本代表の分析結果を語っていた。

ガーナサッカー連盟の公式サイトによれば、アッド監督は「日本代表チームの変貌について」という質問に対して以下のように答えたそうだ。

「ブラジル代表を3-2で破った結果からも、日本サッカーがいかに発展してきたかがよく分かる。我々はまだ発展途上なので、非常に厳しい戦いになることは予想できるものだ。

しかしながら、我々も成長を続けているし、若くてハングリー精神に溢れた選手たちを多く擁している。調子が悪い時は苦戦するかもしれないが、調子が良いときにはどんな相手にでも勝てるチームだと思っているよ。

前回のワールドカップでは、ポルトガル代表に迫るようなプレーも見せていたし、韓国代表にも勝利している。我々は競争力があるチームであるし、次なるステップへと進むことを楽しみにしている」

また、日本代表チームの強みやパフォーマンスについては以下のように答えていたそうだ。

「彼らは同じシステムの中で多様性を持っている。5-4-1で守っているように見える低いブロックを敷くこともできるが、そのシステムから外れて非常に高い位置からプレッシングを仕掛けてくることもある。正直に答えれば、おそらく我々に対してはそのようなプレスを仕掛けてくると予想している。

知っての通り、彼らはトランジション(切り替え)のタイミングがよく、ボールを持ったときの運動量も多く、ドリブルでの走力についても高いものがある。

そしてもちろん彼らには優れた選手がいる。それが日本の強みだ。1対1で勝負できるような久保建英選手、優れたストライカー、質の高い空中戦、クロスからの得点力を持っている。例えば板倉選手のような強力で経験豊富なディフェンス陣もいる。

彼らの実力はわかっているし、ヨーロッパの強豪チームでプレーしているのも見てきている。対戦する準備は万端であるし、明日の対戦を楽しみにしているよ」

なお、ガーナ代表チームはワールドカップ2026アフリカ予選でグループAの首位に立ち、すでに本大会出場を決めている。

その予選において7ゴールを決めたエースのジョーダン・アユーや、中心的な役割を果たしたトーマス・パーテイなど主力については今回のチームに招集されておらず、メンバーの中で最も代表経験が多いのは35capのギデオン・メンサー(オセール)である。

筆者:石井彰(編集部)

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