日本代表 1999

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日本代表 1999 adidas ホーム ユニフォーム
そのシャープな外観から「風モデル」とも呼ばれるユニフォーム。現在まで続くadidas一社との長期に渡るテクニカルスポンサー契約がスタートした最初のモデルだ。
若き日本代表は1999年のワールドユース選手権(現U-20ワールドカップ)で、日本史上初となるFIFA主催大会で決勝に進出。ファイナルではスペインに敗れ惜しくも準優勝に終わったが、日本サッカーが世界の頂点に手をかけた歴史的瞬間を共にしたユニフォームなのだ。
そしてA代表は2000年のアジアカップでこのユニフォームを着て、92年大会以来となる2度目の優勝。“2つの日本代表”が歴史を作った一着でもある。
日本代表 2022

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日本代表 2022 adidas ホーム ユニフォーム
現時点での日本代表最新ユニフォームは、そのデザインの美しさと2022年カタールW杯でのドラマティックな試合によって当分の間は確実に語り継がれていくユニフォームだろう。
カタールW杯での劇的な記憶が宿るこのユニフォームは「ORIGAMI」モデル。2002年の日韓W杯決勝戦後に舞い上がった約270万羽の折り鶴にヒントを得たデザインは世界各国のサッカーファンに称賛されている。
そのカタールW杯はグループステージでドイツとスペインを撃破して全世界に衝撃を与えることに。チームの快進撃はベスト16の壁に阻まれたが、やや閉塞感が漂っていた近年の“ユニデザインの壁”は見事に打ち破った。
