現在世界最強のストライカーであるアーリング・ハーランドらを擁するノルウェー代表が、1998年大会以来となるワールドカップ出場を確定させた。

16日に行われたイタリアとの欧州予選最終戦に4-1で逆転勝ちし、グループIを8戦全勝の首位で突破したのだ。

大量得点での勝利が必須だったイタリアが前半11分に先制。だが、ノルウェーは後半18分に同点に追いつくと、ハーランドの2ゴールなどで試合をひっくり返した。

ノルウェーがワールドカップに出場するのは実に28年ぶり。25歳のハーランドは当然初めての出場になる。

怪我でこの試合を欠場したノルウェー代表のキャプテンであるマーティン・ウーデゴールは、「言葉では言い表せない。とんでもないこと。僕らは信じられないようなやり方で成し遂げた。ものすごいことさ」と『TV2』で喜びを語っていた。

一方、通算4度のワールドカップ優勝を誇るイタリアだが、最近2大会は予選敗退に終わっており、今大会もプレーオフに回ることになった。

UEFA公式サイトによれば、熱血漢として知られるイタリア代表のジェンナーロ・ガットゥーゾ監督は「ファンに謝りたい。1-4は重い結果だからだ。本物のチームとしてプレーしていた前半は素晴らしかっただけに残念。後半にはひどく失望しているが、悔しさをかみしめながら、ノルウェーを祝福する」と試合後に謝罪していたそう。

3大会ぶりのワールドカップ出場をかけた欧州予選プレーオフは、来年3月に行われる。

筆者:井上大輔(編集部)

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