日本代表は、18日のボリビア戦で今年の活動を終える。

ボリビアはFIFAランキング76位ながら、2026年W杯南米予選で7位に滑り込み、来年3月の大陸間プレーオフ行きをつかみ取った。

標高4100メートルの高地でのW杯南米予選最終節では、王国ブラジルを1-0で撃破する金星を挙げている。

そのボリビアは、今月アジアツアーに繰り出したが、14日の韓国戦には0-2で敗れた。

そうしたなか、ボリビアメディア『El Pais.bo』は、日本との対戦についてこう伝えている。

「スピード、プレッシャー、そしてゴール。ボリビアは日本のDNAを阻止しなければならない。

手強い相手だ。0-2で敗れた韓国と似たプレースタイルを持つ。

ボリビア代表は18日に東京で日本と対戦するという非常に厳しい試練に直面する。

韓国と似た特徴を持つ相手と対戦する。スピードがあり、規律正しく、ハイプレッシングに優れる。

オスカル・ビジェガス監督にとって最大の課題は、韓国戦で痛手となったフィニッシュ力の向上。

日本は強敵だ。森保一監督率いる日本は、ハイレベルな親善試合に何度も勝ってきた。

・日本の強み

危険な空中戦:身長はそれほど高くないものの、コーナーキックやフリーキックで高精度のプレーを繰り出す。上田綺世はブラジル戦で決定的なヘディングシュートを決めた。

素早いトランジションとワンタッチプレー:堂安律と久保建英はサイド攻撃のエンジンであり、瞬時に(相手の)バランスを崩すことができる。久保は自由な役割でもプレーし、中盤の指揮官役も担う。

戦術的規律:日本はミドルブロックでの守備、ハイプレッシングで、相手にミスを強いる。

反撃力:パラグアイやブラジル戦といった難しい試合でも(劣勢から)カムバックを果たした。

・日本の弱点

エアバトルとフィジカルプレー:守備面では南米勢とアフリカチームに苦戦した。

サイドの背後のスペース:ブラジルはこの弱点を突いて得点を奪った。

ウィングへの依存:三笘薫や伊東純也を封じられると、攻撃の流動性を失う。

エリートストライカー不在:上田はよくやっているが、まだワールドクラスのゴールスコアラーではない。

低いブロックに対する創造性不足:相手が守備に下がった時に明確なチャンスを作るのに苦労している。

・まとめ

日本はボリビア戦に明確なスタイルで臨む。ハイプレス、素早いトランジション、そして規律あるチームプレー。

攻撃面での強みがブラジル撃破を可能にした一方で、守備面の弱点はボリビアに付け入るチャンスを与えるだろう。ただし、そのためにボリビアはゴール前で決定的になる必要がある」

日本は10月に行われたパラグアイとブラジル戦で1勝1分と勝ち越した。特にブラジル戦では、上田の決勝ゴールで歴史的初勝利をもぎとった。

ボリビアとしては、日本を手強い相手とみているようだ。

なお、三笘と伊東は、怪我の影響で、今月は代表メンバーに招集されていない。

筆者:井上大輔(編集部)

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