昨夏、ドイツの世界的強豪バイエルン・ミュンヘンへ移籍した日本代表DF伊藤洋輝。
188cmの長身で、センターバックと左サイドバックをこなせるほか、パワフルな左足のキックも武器とする有用な人材として期待されていた。
実際、バイエルンがシュトゥットガルトに支払った移籍金は、2350万ユーロ(約42.2億円)とされている。
ただ、実に3度も中足骨を骨折するアクシデントに見舞われ、8試合で計282分ほどしかプレーできずに1年目を終えることになった。
3月以降離脱が続いていたが、バイエルンは11月1日に伊藤がチーム練習に復帰したことを報告。そして、17日には、復帰後初めてフルセッションをこなしたと伝えた。
「3月に中足骨を骨折した伊藤は、この2週間はチームトレーニングの一部に参加していたが、月曜にすべてのセッションを完了することができた」とのこと。
全体練習をフルでこなせる状態になったそう。ドイツ紙『Sport1』は「伊藤の苦難の時期も終わりに近づいている」と伝えていた。
バイエルンはインターナショナルブレイク明けの22日に鈴木唯人が所属するフライブルクと対戦する。伊藤の実戦復帰がいつになるのか注目される。
筆者:井上大輔(編集部)
