佳境を迎えている2026年ワールドカップ欧州予選。

グループCではスコットランドが18日に行われたデンマークとの最終戦に4-2で勝利し、逆転での本大会出場を勝ち取った。

スコットランドがワールドカップに出場するのは1998年大会以来のこと。

そのスコットランド代表のキャプテンであるアンディ・ロバートソンは、遠藤航と同じく世界的強豪リヴァプールに所属している。

今年7月にリヴァプールに所属するポルトガル代表FWディオゴ・ジョタが事故死する悲劇があったが、ロバートソンは彼に思いを寄せていた。

ワールドカップ出場を決めた後に『BBC』のインタビューで少し感情的になりながらこう語っていたのだ。

「自分の年齢(31歳)では、これがワールドカップに出場するラストチャンスだと分かっていた。

今日は友人であるジョタのことが頭から離れなかった。僕らはワールドカップ出場についてかなり話をしていたんだ。

今日は(天国から)彼が笑って見てくれているはずさ。こうなって本当によかった」

ワールドカップについてジョタとよく話していたそうで、そのことを思い出していたようだ。

デンマーク戦は、終了間際の後半アディショナルタイムにスコットランドが2点を奪って勝利する劇的な展開だった。

ロバートソンは「まさにこのチームを象徴している。死んでもあきらめない。最後までやり続ける。最もクレイジーな試合のひとつだったね」とも語っていた。

なお、スペイン、スイス、オーストリア、ベルギーもワールドカップ出場を決めている。

筆者:井上大輔(編集部)

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