日本代表が世界最速で予選を突破した2026年ワールドカップ。

アメリカ・カナダ・メキシコで共催される今大会は、出場国数が32から48に増える。

そうしたなか、アメリカ・カナダ・メキシコが参加を免除された北中米カリブ予選が佳境を迎えた。

グループCは18日の最終戦を0-0で引き分けたコスタリカとホンジュラスの敗退が決定。一方、ニカラグアに勝利したハイチが逆転で首位に浮上し、本大会行きをつかみ取った。

コスタリカはグループCの6試合で1勝4分1敗と低迷。敗退が決まると、ホームのエスタディオ・ナシオナルにはファンのブーイングが鳴り響き、その場に崩れ落ちて肩を震わせて涙する選手もいた。

地元紙『TD Mas』は「史上最も楽な予選で敗退!この汚点は消えない!」と北中米の強豪である開催国3か国がいない予選で敗退したことを痛烈に批判していた。

コスタリカ代表史上最多出場記録を持つ37歳のベテランMFセルソ・ボルヘスは「もう一度ワールドカップに行くことができないのは失望。小さなことではない」とうなだれていた。

2022年大会のコスタリカは、ニュージーランドとの大陸間プレーオフに勝利して本大会に出場。スペインとの初戦に0-7の惨敗を喫した後、日本との第2戦には1-0で勝利するも、ドイツとの最終節に2-4で敗れてグループステージ敗退となった。

なお、グループAはパナマ、グループBはキュラソーが出場権を獲得。また、ジャマイカとスリナムが大陸間プレーオフに回ることになった。

筆者:井上大輔(編集部)

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