カタールで開催されているFIFA U-17ワールドカップは、ラウンド16が終了。

廣山望監督率いるU-17日本代表は、北朝鮮との東アジア対決をPK戦の末に勝利。2011年大会となる準々決勝進出を果たした。

北朝鮮はラウンド32で難敵ベネズエラに2-1と勝利。日本は開始早々の4分、FWマギージェラニー蓮の今大会初ゴールで先制したものの、難しい戦いを強いられた。

30分に与えてしまったPKはキャプテンのGK村松秀司がストップしたが、67分にはついに同点弾を献上。その後も流れが良くない中で、なんとか1-1でしのぎ切った。

迎えたPK戦、北朝鮮は2人目が枠外に外して失敗。逆に日本は全員が成功すると、5人目のFW浅田大翔も辛うじて決めきり、今大会好調だった北朝鮮を退けている。

画像: ラウンド32の南アフリカ戦、頭部の接触により負傷交代したメンディー・サイモン友もフル出場で勝利に貢献 (C)Getty Images

ラウンド32の南アフリカ戦、頭部の接触により負傷交代したメンディー・サイモン友もフル出場で勝利に貢献

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U-17ワールドカップの過去最高成績であるベスト8に並んだ日本。初のベスト4進出をかけた相手は、欧州の伝統国オーストリアとなった。

今大会のオーストリアは、初戦で日本が今年のAFC U17アジアカップ準々決勝で敗れた相手であるサウジアラビアを1-0で下すと、マリに3-0、ニュージーランドに4-1と見事な3連勝でグループステージを突破。

決勝トーナメントに入っても、チュニジアに2-0、そしてラウンド16では相手に退場者が出たとはいえ、イングランドに4-0の快勝を収めて勝ち上がってきた。

ここまでMFヨハネス・モーザー(レッドブル・ザルツブルク)が得点ランキング2位の5ゴールを記録しているが、このうち4点はPK。彼に次ぐ4ゴールを決めている左利きの技巧派FWハサン・デシシュク(オーストリア・ウィーン)が実質的な得点源と言える。

画像: ヨハネス・モーザー(19番、左)と抱き合うハサン・デシシュク(9番、中央) (C)Getty Images

ヨハネス・モーザー(19番、左)と抱き合うハサン・デシシュク(9番、中央)

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オーストリアと言えば、A代表が18日の試合で7大会ぶり8回目のワールドカップ出場を決めたばかり。U-17代表も彼らに続くことが期待されており、日本にとって厳しい相手になるはずだ。

日本とオーストリアの一戦は、日本時間11月21日(金)21:30からドーハのアスパイア・ゾーン・ピッチ3にて開催。気になる放送予定は以下の通り。

テレビ放送

J SPORTS 2

解説:名良橋晃
実況:原大悟

ネット配信

J SPORTSオンデマンド

今大会の日本での放映権はJ SPORTSが取得。ここまで日本代表の全試合を生中継しており、オーストリア戦も名良橋晃氏と原大悟氏の黄金コンビが解説実況を務める(この準々決勝からは日本以外の試合もすべて放送・配信)。

J SPORTSオンデマンドは、サッカー・フットサルの番組が見放題の「サッカー・フットサルパック」が月額1,450円(税込)となっており、25歳以下の方は「U25割」により月額725円で楽しむことができる。

また、U-17ワールドカップは「ABEMA de J SPORTS」でも視聴することが可能。こちらは月額2,840円(税込)となっている。

筆者:奥崎覚(編集部)

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