ブラジル代表FWジョーが、養育費の未払いによって再び逮捕されたとのこと。
ジョーは1987年生まれの38歳。CSKAモスクワやマンチェスター・シティ、エヴァートンなどでプレーし、ブラジル代表でも20試合に出場した名ストライカー。
2018年から2020年までは名古屋グランパスに所属し、シーズン24ゴールを決めてJリーグ得点王になった経験も持っているものの、退団時には無断での帰国や契約不履行によって法廷闘争に持ち込まれるなど、トラブルメーカーとしても知られていた。
『The SUN』などの記事によれば、昨年限りで現役を引退しているジョーは、18日にブラジルのリオデジャネイロ州にあるバーベキュー場で警察に身柄を拘束されたとのこと。
その理由は養育費の未払いで、元彼女であるマイアラ・クイデロリによる訴えを受けてのもので、逮捕はこの2年で4回目となる。
最初の逮捕は2024年の5月で、ジョーは当時所属していたアマゾナスFCのチームバスから警察に引きずり出されて身柄を拘束されていた。
さらにそれから2回の逮捕を経験しているが、その度にジョーは要求された養育費を支払うことに同意し、短い拘留を経て釈放されている。
報道によれば、今回の逮捕は2024年からの養育費が最大で3万1500ポンド(およそ640万円)が未払いになっていることによるものだそうだ。
マイアラ・クイデロリはかつてInstagramで投稿した動画で「慰謝料がちゃんと受け取れない。ジョーはもし決められた日に払っても、金額がバラバラ。法律で定められた唯一のことすら彼はちゃんとやらない」と不満を述べていた。
なお、ジョーはこれまで8人の子供を授かっており、現在の妻であるクラウディア・シウヴァとの間に2人、愛人であったマイアラ・クイデロリとの間に1人、そして他の愛人との間に婚外子が5人いると伝えられている。
筆者:石井彰(編集部)
