2026年に北中米で開催されるワールドカップに出場する日本代表だが、ディフェンスラインは多くの怪我人に見舞われている。
そうしたなか、長期離脱中だったDF伊藤洋輝が、所属するドイツの強豪バイエルン・ミュンヘンで試合に復帰する見込みとなった。
26歳の伊藤は、188cmの長身で、センターバックと左サイドバックをこなせるほか、パワフルな左足のキックも武器。
ジュビロ磐田からドイツのシュトゥットガルトに引き抜かれると、2024年夏にバイエルンが2350万ユーロ(約42.2億円)ほどの移籍金で獲得した。
だが、加入1年目の昨シーズンは3度の中足骨骨折に見舞われ、8試合で計282分ほどしかプレーできず。再手術のために3月以降離脱していたが、今月にバイエルンの全体練習に復帰。
バイエルンは22日のフライブルクと戦うが、クラブは「3月末に中足骨を骨折した伊藤は、この試合でメンバーに復帰する可能性がある」と発表した。
また、ヴァンサン・コンパニ監督も「マヌエル・ノイアーは風邪気味で練習できなかったので様子を見る必要がある。セルジュ・ニャブリもプレーできないが、ヨシュア・キミッヒは間違いなく出る。伊藤も戻ってきた。ネガティブなものだけではなく、いい知らせもある」とコメント。
伊藤の復帰は朗報と喜んでいるようだ。
バイエルンはこの後、アーセナルやスポルティングCPとのUEFAチャンピオンズリーグも控えている。
筆者:井上大輔(編集部)
