今夏にJ1の川崎フロンターレからイングランドの名門トッテナムへ移籍した日本代表DF高井幸大。
身長192cmの長身ながら、足元にも優れる21歳の大型ディフェンダーだ。2024年9月に20歳と1日で代表デビューを飾ると、期待を集めてきた。
ただ、新天地ではいまだにプレーできていない。足底筋膜炎(足底腱膜炎)でプレシーズンを欠場すると、その後に大腿四頭筋を痛めてしまった。
クラブ公式サイトによれば、フランク・トーマス監督は、負傷中のDF3人について聞かれるとこう話していたそう。
「ラドゥ・ドラグシンについてはかなり満足している。今日はフルでトレーニングできた。
幸大とベン・デイヴィスも今日、チームとともに初めてトレーニングを行った。これもポジティブだ」
23歳のルーマニア代表DFラドゥ、32歳のウェールズ代表DFデイヴィス、そして、高井は、今シーズンまだクラブで1分もプレーできていない(デイヴィスは10月の代表戦で71分プレー)。ただ、高井を含めて、復帰に近づいているとのこと。
なお、高井はUEFAチャンピオンズリーグではメンバー登録から外れたが、トッテナムはリーグカップですでに敗退。FAカップは来年1月から始まるが、どのコンペティションでデビューするのか注目される。
筆者:井上大輔(編集部)
