Instagramのフォロワー数が世界1位の6.6億人を誇るポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、2023年1月からサウジアラビアのアル・ナスルでプレーしてきた。
40歳になったロナウドと妻のジョージナ・ロドリゲスさんは、18日にホワイトハウスで行われたドナルド・トランプ大統領とサウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマーン皇太子兼首相との晩餐会に出席。
その後、ロナウドはトランプ大統領の招待に感謝するメッセージを投稿。そのうえで、「私たち一人一人が、提供すべき何か意味のあるものを持っている。私は勇気、責任、そして永続的平和によって定義される未来を築くように新しい世代を鼓舞するにあたり、自分の役割を果たす準備ができている」とも綴っていた。
一方、トランプ大統領は、「ロナウドは素晴らしい男だ。ホワイトハウスで彼と会えたのは最高だった。本当にスマートでクール!!!」として、大統領執務室でロナウドと一緒にサッカーに興じる様子を投稿。
ただ、最後にサッカーボールがカメラのレンズに当たって割れる演出も含めて、生成AIも使われているように見える。
ポルトガル紙『Record』は「トランプ大統領は、大統領執務室でロナウドを出迎えた。公邸の鍵を渡し、写真撮影も行ったが、一緒にボール遊びをすることはなかった。そこでAIで作成した動画で、その様子を再現した。驚くほど俊敏な動きを見せ、最後は予想外の形で幕を閉じる」と伝えていた。
なお、ロナウドが投稿した写真では、大統領から金色の鍵を受け取る様子もある。
英紙『Daily Mail』は、「この鍵は、トランプ大統領自身がデザインしたものであり、貴重で栄誉なもの。ロナウドと同じく鍵を受けとった人たちには、イーロン・マスク、麻生太郎元日本首相、そしてイスラエルのビビ・ネタニヤフ首相らが含まれている。ロナウドはスポーツ選手として初めてその贈り物を受けとった。後日、関係者がホワイトハウスの鍵であることを認めた」と伝えていた。
麻生氏はトランプ大統領と懇意で、2024年4月にはニューヨークのトランプタワーで会談も行った(トランプ氏は今年1月に大統領復帰)。
『New York Post』によると、巨大な真鍮製の鍵は大統領の紋章とホワイトハウスの絵が描かれた専用の木箱に収められており、鍵自体にも紋章と「ホワイトハウスの鍵」という文字が刻まれているそう。
筆者:井上大輔(編集部)
