今シーズンから日本代表DF板倉滉がプレーするオランダの名門。
1900年創設で国内リーグ最多優勝を誇る強豪だが、今シーズンは低調に喘いでいる。
今月6日、ジョン・ハイティンハ監督をわずか13試合で解任したが、フレット・フリム暫定監督のもとでも2連敗を喫してしまった。
アヤックスはインターナショナルブレイク明けとなる22日のエクセルシオール戦で板倉を温存したものの、格下相手に1-2で敗戦(板倉は日本代表として18日のボリビア戦にフル出場していた)。
これで公式戦3連敗となったアヤックスは、ホームでのリーグ戦最近3試合で1分2敗と苦しんでいるが、Optaによれば、これは1975年以来となるワースト記録だそう。
『NOS』は、「アヤックスはフリム監督のもとで失態を演じた。16位のエクセルシオールは、攻撃陣に創造性を欠くホームチームをほとんど恐れることはなかった」と指摘。
また、『Footballtransfers.com』は「アヤックスファン、衝撃的な敗北後にクラブの失策に激怒。サポーターは、もはや我慢の限界に達している。退任を申し出たテクニカルディレクターのアレックス・クロースが批判の矢面に立たされている」と伝えていた。
今夏の移籍市場で板倉らを補強したクロースは、ヘイティンハ監督解任後に辞任を申し出た。クラブから慰留されたが、後任が決まり次第、チームを去るとしている。
一方、ウィンターブレイクまで指揮を執る見込みのフリム監督は、痛恨敗戦後に「我々はアヤックスだ。試合に勝たなければいけない。傲慢になるつもりはないが、それが当然の義務だ。(代表戦終わりだったため)結局、フルメンバーで練習したのは2日だけだったが、最大限を引き出せたはずだ」と語っていたとのこと。
筆者:井上大輔(編集部)
