2022年ワールドカップで日本代表と対戦したスペイン代表。
同大会後に退任したルイス・エンリケ監督の後任として就任したのがルイス・デラフエンテ監督だ。
スペイン代表は同監督のもとで2023年のUEFAネーションズリーグと2024年のEUROで優勝を果たすと、2026年ワールドカップの欧州予選も無敗で突破。
18日に行われたトルコとの予選最終戦は2-2の引き分けとなったが、デラフエンテ監督の行動が物議を醸していた。
試合終了直後、ドイツ人の第4審判に向かって声をかけると、相手からの握手を拒否したのだ。
当初、デラフエンテ監督は審判のほうは見ていなかったと握手拒否を否定していたが、このほどその発言を撤回。『Fibwi Radio』で、こう述べた。
「あの瞬間は興奮していて、鼓動も速くなっていた。彼から適切な扱いを受けなかったと感じたので、不満を示したかった。後悔している。
私はああいう人間ではないし、ああいうことはすべきでなかった。彼と話し合うのが正しいことだったのだろう。
テレビ中継に映っていたので謝罪する。最も恥じているのは私だ。
我々はあるべき姿を示す必要がある。状況と責任に見合った行動をとり、注目している多くの人々に対して模範を示さなければならない」
指揮官が第4審判との握手を拒否したシーンは試合中継に映っていた。
模範としてはふさわしくないものだったとして、謝罪することにしたようだ。
筆者:井上大輔(編集部)
