ナナ・ボアテング

Bismark (Nana) Adjei-Boateng

国籍:ガーナ
ポジション:MF
年齢:31歳
所属:フリー ※前所属 全北現代モータース(KOR)

相手の攻撃の芽を摘み取るクラッシャータイプの守備的MF。ファウルスレスレ(明らかに危険なタックルもある)の闘争心が武器で、中盤の底でパスを繋ぐアンカーとしてもプレー出来る。

キャリアを通して代表選出歴はないが、若くしてイングランドの名門マンチェスター・シティに青田買いされた過去を持つ。シティでは選手層の厚さから活躍できず、その後ノルウェー、アメリカ、フィンランド、ルーマニアのクラブでプレーした。

2023年夏にルーマニアのクルージュ時代の恩師だったダン・ペトレスク氏の肝煎りでKリーグの全北現代へ加入。途中加入ながら「クラブ史上最悪」とまで言われたシーズンの中で光るプレーを見せた。だが今季はグスタボ・ポジェ監督の構想から外れ、契約期間を半年残した7月に退団。現在はフリーの身にある。

約半年のブランクこそあるが、今冬は獲得に動くJリーグのクラブが出てくるかもしれない。国際経験が豊富であり、英語でコミュニケーションを取れる点もポジティブな要素だ。

画像1: (C)Getty Images
(C)Getty Images

【Jに来るかも知れない度】★★★★

【Jで活躍するかもしれない度】★★★

ザカリー・エリヴォー

Zachary Herivaux

国籍:ハイチ
ポジション:MF
年齢:29歳
所属:ロード・アイランドFC(USA)

大阪府吹田市で生まれた186cmの大型セントラルMF。

展開力があり、攻撃的な位置でもプレー可能。母親が日本人で、3歳でアメリカへ渡り年代別代表などで活躍した。一時期は日本代表入りも噂されたが、2016年に父親の母国であるハイチ代表を選択している。ちなみに世界的なテニスプレーヤーの大坂なおみとは従兄弟の関係にある。

日本代表入りが騒がれたことで記憶しているサッカーファンの方も少なくないと思われるが、近年はアメリカ2部相当のUSLチャンピオンシップが主戦場。ハイチ代表も2021年以来招集がない。

キャリアの停滞期にあるのは否めないものの、USLチャンピオンシップでは着実に活躍しており、まだまだ衰える歳ではない。日本語も堪能であることから、今冬に獲得に興味を示すJリーグのクラブも出て来るかもしれない。

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【Jに来るかも知れない度】★★★★

【Jで活躍するかもしれない度】★★

タリク・カジ

Tariq Raihan Kazi

国籍:バングラデシュ
ポジション:DF
年齢:25歳
所属:フリー ※前所属 バシュンダラ・キングス(BAN)

近年南アジアにおいて成長著しいバングラデシュ代表の中心選手。上背は180cmあり、読みを生かしたディフェンスと効果的な縦パスを多用しチームに安定感をもたらす、インテリジェンスの高いCB兼右SBだ。

フィンランドで生まれ育ち、U-16〜19までフィンランド代表としてプレー。当時在籍していたFCイルヴェスではヨーロッパリーグにも出場していた。

2021年に父親の母国であるバングラデシュ代表を選択し、A代表デビュー。レスター・シティFCに在籍するMFハムザ・チョードゥリー(28)、カナダ代表から鞍替えしたMFシャミット・ショーム(28)らに続くバングラデシュ有力帰化選手のパイオニアとして道を拓いた。

代表入り前からバングラデシュの名門バシュンダラ・キングスFCでプレーしていたが、今年に入って給料未払いを理由に退団。現在はフリーの立場にある。

右SBとしては攻撃性能に劣るため、3バックの右が適正ポジション。年齢もまだ若く、今冬は獲得に動くJリーグのクラブが出てくるかもしれない。市場価値的にJ2〜J3のクラブが現実的か。

画像: Tariq Kazi ⚽ Highlights 2025 www.youtube.com

Tariq Kazi ⚽ Highlights 2025

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【Jに来るかも知れない度】★★

【Jで活躍するかもしれない度】★★★

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