賞金総額1000億円とされた今夏のFIFAクラブワールドカップで優勝したチェルシー。同クラブはイングランド・プレミアリーグの強豪だ。

『BBC』によれば、そのチェルシーの従業員が、およそ4000万円の詐取容疑を認めたという。

財務アシスタントマネージャーだったクレア・ウォルシュは、2019年6月から2023年10月までにクラブから20万8520ポンド(約4308万円)を詐取した疑いでウェストミンスター治安判事裁判所で審理された。

39歳の被告は職務上の地位濫用による容疑を認めたが、判事は「あなたは罪を認めたが、量刑に関しては我々の権限を超えている。適切な権限を有する刑事法院に送致し、判決を言い渡される必要がある」と告げた。今後、刑事裁判所で判決を言い渡される予定だが、その日時は未定とのこと。

業務上横領の容疑を認めたというが、英国では刑事法院送致の時点で重罪扱いとなるため、懲役4年〜5年半の実刑判決が予想されるようだ。

筆者:井上大輔(編集部)

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