フランス1部のモナコでプレーする日本代表MF南野拓実。

来年1月で31歳になるが、サムライブルーにおいても欠かせぬ主力に君臨し続けている。

その南野は29日に行われたリーグアン第14節で王者PSGから値千金の決勝ゴールを奪った。

後半23分、ペナルティーエリア内で味方のクロスをトラップすると、左足のハーフボレーでネットを揺らした。

その後、後半35分に退場者を出したモナコは、シュート17本を浴びるも、1-0の勝利を掴みとった。

モナコはリーグ戦での連敗を3でストップ。今シーズンのリーグ戦3点目となる得点を決めてヒーローになった南野は「もちろん、僕らにとって非常に大きな勝利。そのことに満足しているけれど、それでも僕らは難しい時期にある。この勝利で正しい方向に進むことを期待する」と試合後に英語でインタビューに応えていた。

一方、敗れたPSGは昨シーズンのUEFAチャンピオンズリーグで優勝した現欧州王者。選手の総市場価値は11.5億ユーロ(約2083億円)を誇るスター軍団だ。

『L'Équipe』によれば、PSGのルイス・エンリケ監督は「どちらのチームも非常にハイレベルでプレーしたわけではない。相手は我々よりもよかった。試合の序盤は難しかった。個人のミスがあると、安定感を保てない。今シーズンで最悪の試合だ。チームは疲れていたと言うのはとても簡単なことだが、毎日パフォーマンスを発揮しようとしなければならない。それは簡単ではない。モナコにとっても簡単ではなかったが、彼らは我々よりも勝利に値した。我々にとっては悪い夜だった、とても悪い夜だ」とこぼしていたそう。

筆者:井上大輔(編集部)

This article is a sponsored article by
''.