いまや日本代表の中盤でも欠かせない存在になった鎌田大地。

29歳になった技巧派MFは、優れたバランサーとしてチームを支えている。

在籍2年目のクリスタル・パレスでも存在感を発揮。フランクフルト時代に教えを受けたオリヴァー・グラスナー監督が率いるチームに加わったが、1年目の昨シーズンはプレミアリーグへの適応に苦しんだ。

ついに真価を発揮し始めた今シーズンは、2か月連続でクラブの月間MVPに選出されるなど評価を高めている。

クラブ公式サイトによれば、鎌田本人は2年目の成長は、監督とチームメイトのおかげと語ったという。

「今シーズンはかなりの成長があったと思う。

僕らはいいチャンスは多く作れているものの、常にそれを決められているわけではない。なので、決定的になることが課題。最後の部分(フィニッシュ)に取り組むことが大事になる。

監督からは常にチームプレイヤーとしての役割を与えられている。彼は僕に対してどの部分を改善してほしいかをとても明確にしてくれた。

彼はいつもスペースとポジショニングを見ている。僕は得点やチャンスを生み出すことが期待されているので、そこへの貢献を続けたい。

(30日にはマンチェスター・ユナイテッドと対戦するが)彼らのようなビッグクラブとの対戦は常に難しい。

僕らはホームでプレーするので、もちろん勝ちたい。僕らは同じような3-4-3システムでプレーするだろう。勝つためにベストを尽くす」

グラスナー監督は鎌田に対して改善点を明確に指摘したそう。

6位パレスと12位ユナイテッドは、ともに3-4-3(3-4-2-1)システムを使っているが、どんな展開になるだろうか。

筆者:井上大輔(編集部)

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