吉田豊

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1990年2月17日生まれ
静学出身では他に日本代表経験のある選手もいるが、実力的に勝っても劣らない存在として、吉田豊を選出したい。
静学時代にU-17日本代表に選出。当時高校では主に中盤の左サイドでプレーしていたが、柿谷曜一朗らとともに出場した2007年のU-17ワールドカップでは左サイドバックとして全試合にフル出場した。
167cmと小柄ながら両足を巧みに使う技術とバイタリティ溢れるプレーで、所属したいずれのクラブでも大活躍。Jリーグ優秀選手賞も2度受賞したDFは、今年地元に戻り清水エスパルスの一員となっている。
大島僚太

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1993年1月23日生まれ
静岡学園出身が生んだ“天才”と言えば、大島僚太を置いてほかにはいないだろう。静学初のワールドカップメンバーでもある。
「大学進学ならサッカーをやめていた」と語る稀代のテクニシャンは、2011年に川崎フロンターレへ加入。中村憲剛という最高のお手本を間近で見ながら成長し、Jリーグを代表する司令塔になっていった。
相手を外す技術は日本代表でもピカイチだったが、ここ5年は度重なる怪我によりなかなか本来の姿を見せられず…。とはいえ、まだ30歳。ピッチ上で大島らしいプレーが再び見られる日を多くのファンが待ち望んでいる。
