前田大然、旗手怜央、山田新、稲村隼翔の日本人選手4人が所属するスコットランドの強豪セルティック。
リーグ5連覇を目指す今シーズンは開幕から低調が続いたために、監督交代に踏み切った。
昨シーズンは公式戦33ゴールと大活躍した前田も、この夏に希望していた移籍が叶わなかったこともあってか低調。
ただ、その前田は11月30日に行われたハイバーニアンとのリーグ戦で今シーズン4点目となるゴールを決めた(カップ戦を含めると5点目)。
前半27分、相手GKからパスを受けようとした相手選手が滑ってしまい、旗手がボールを奪うと、パスを受けた前田がゴールネットを揺らした。
試合は前田のゴールで先制したセルティックが2-1で勝利している。
『BBC』などによれば、ハイバーニアンのデイヴィッド・グレイ監督は「1失点目は私に責任がある。我々がトライしているプレースタイルではミスが起きうる」、「あれがひどい判断だったとは思わない。(GKからパスを受けようとした)選手は足を滑らせてしまい、セルティックにゴールというプレゼントをしてしまった。だが、彼らは求められていないことをしたわけではない。プレースタイルについては私にも責任がある」と語っていたそう。
現在5位のハイバーニアンは、リーグ2位の得点力を誇る。後方からパスをつないでいくスタイルにはリスクがつきものとして、指揮官はミスをした選手たちを擁護していたようだ。
筆者:井上大輔(編集部)
