ポルトガルの強豪スポルティングCPでプレーする日本代表MF守田英正。
確かな技術と卓越した戦術眼を兼ね備える実力者だ。
流通経済大学を経て、川崎フロンターレでプロになると、2018年に代表デビューを飾り、2021年1月からポルトガルで活躍してきた。
昨シーズンはリーグ2連覇に貢献したが、怪我に苦しむようにもなった。今シーズンも怪我の影響があり、3月以降は代表戦の出場なし。
現地では、守田が『肉体改造』に取り組んでいるとされているが、実際に復調しつつある。
守田は11月22日の国内カップ戦で今シーズン初のフル出場。26日のCLクルブ・ブルッヘ戦は途中出場から30分ほどプレーし、30日のエストレラ・アマドラ戦はまたフル出場となった。
そのエストレラ・アマドラ戦では後半9分にチーム4点目のゴールをアシスト。
【守田英正がアシストを記録|スポルティング×エストレラ|ハイライト】ポルトガルリーグ第12節|2025-26シーズン
www.youtube.comゴール前に走り込みながら、右足でボールタッチした直後に左足でパスを繰り出す見事なプレーで、相手守備陣を釘付けにして、ルイス・スアレスの得点をお膳立て。

(C)Getty Images
スアレスは、ゴール後に守田に抱きついて感謝を表していた。
『Record』などによれば、スアレスは守田へのハグについて、「守田はピッチ上でもロッカールームでも重要な選手。あのゴールは彼のおかげ。信じられないようなパスだった」と説明していたそう。
スアレスは、今シーズン加入した28歳のコロンビア人ストライカー。ここまで公式戦20試合で12ゴールと得点を量産している。レアル・サラゴサ時代には香川真司ともプレーしたことがある。
筆者:井上大輔(編集部)

