J1リーグは6日に今シーズンの最終戦が各地で行われる。
昨シーズンのJ2で優勝して昇格した13位の清水エスパルスは、本拠地IAIスタジアム日本平でファジアーノ岡山との最終戦を戦う。
そうしたなか、清水は2日に「契約満了選手のお知らせ」を発表。
「このたび、エスパルスは、乾貴士選手、矢島慎也選手と来季の契約を締結せず、今季をもって契約満了とすることを決定しましたので、お知らせいたします」とした。
滋賀県出身の乾は日本代表として2018年ワールドカップにも出場した37歳のベテラン。野洲高校時代から天才として名を馳せ、技巧派ドリブラーとして海外でも活躍した。
2022年夏にセレッソ大阪から清水に移籍すると、110試合以上に出場。その乾は、このようなメッセージをSNSに投稿した。
「悔しいし、辛いですが、リリースでもあったように今年で契約満了になり、大好きな清水エスパルスを退団しないといけなくなりました。
最終節にみなさんの前で挨拶させてもらいます!!ラスト1試合一緒に戦ってください!」
本人的には悔しさもあるとのこと。
クラブも「乾選手より、12月6日(土) 試合後、最終戦セレモニー(IAIスタジアム日本平)にて、ファン・サポーターの皆様へご挨拶をさせていただきます」としている。
一方、矢島はU-23日本代表経験もある31歳のMFで、2024年から清水でプレーしてきた。
彼は「J2優勝という形で伝統あるこのクラブをJ1に戻すことができたこと、苦しみながらもJ1残留できたこと、全てが良い経験になりました。そして素晴らしい選手、監督、スタッフ、サポーターの方たちに支えられて過ごせたこの2年間に感謝しています。またアイスタのピッチに立てるように頑張りたいと思います。2年間たくさんの応援ありがとうございました」とコメントしている。
筆者:井上大輔(編集部)
