この夏のプレシーズンツアーで来日したバルセロナは世界的強豪チームだ。
そのバルセロナに所属する元ポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニは、喫煙者として知られている。35歳の彼はアーセナル所属当時から喫煙を続けてきた。
現在バルセロナを指揮するドイツ人のハンジ・フリック監督は、規律面に対して厳格な指揮官。
ただ、シュチェスニは『GQ Poland』で、監督とのこんな会話を明かしたという。
「先日、監督とサウナで一緒に座っていた時に、どう思うかを尋ねたんだ。
『自分のイメージがクラブの重荷になっていませんか?』とね。
監督は、大事なのはピッチ上でのことだけと言ってくれた。
超プロフェッショナルならば、優勝を祝うパレードの最中でも喫煙は許されるってね」
「(アーセナル時代には、ひどい試合をした後にアーセン・ヴェンゲル監督に喫煙を見つかり、チームから外されることになったが)
いまだったらそんなことは起きない。『アーセン、申し訳ないが、ロッカーでタバコを吸いたいんだ。申し訳ない。嫌がるのは分かるし、理解している。悪い手本にならないように端っこで吸いますから』と言うのが許されるような監督との関係性を早くに築くだろうからね」
今年、シュチェスニは、バルセロナの優勝パレードで葉巻を吸い、17歳の若手選手にそれを勧める様子が物議を醸した。
ただ、フリック監督は、喫煙してもプロフェッショナルなら問題ないと語ったようだ。
筆者:井上大輔(編集部)
