日本代表と2026年ワールドカップのグループステージで対戦することになったチュニジア。
そのチュニジア代表で背番号10をつけるのが、ハンニバル・メイブリだ。
22歳の彼は、名門マンチェスター・ユナイテッドで育成され、18歳にして代表デビューを飾ったスター選手。
チュニジアが日本を3-0で下した2022年の対戦でも10番を背負っている。

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そのハンニバルはプレミアリーグのバーンリーに所属しているが、イングランドサッカー協会から制裁処分を下された。
その理由は、日本代表MF田中碧が所属するリーズとの対戦で起きた問題行為。リーズは5日にこのような声明を発表した。
「イングランドサッカー協会の独立規制委員会は、10月18日に行われたリーズにおける不正行為に対し、バーンリーのハンニバルに制裁を科した。
リーズサポーターに向かって唾を吐く、または唾を吐きかけるなど、規則違反の疑いがあった。彼はその後、告発(内容)を認め、4試合の出場停止と15,000ポンド(約310万円)の罰金が科された」
『BBC』などによれば、アウェイエリアにいたリーズサポーターから申し立てがあり、ランカシャー警察がこの件を調べていたという。
現在19位と降格圏に低迷しているバーンリーの年内残り試合は5。ハンニバルは12月30日に行われるニューカッスルとの年内最終戦まで出場できない。
筆者:井上大輔(編集部)
