[J1第38節、柏レイソル 1-0 FC町田ゼルビア、12月6日、千葉・三協フロンテア柏スタジアム]

町田はJ1最終節で柏に0-1で敗れ、最終順位6位でリーグ戦を終えた。

この日、ボランチで先発した日本代表DF中山雄太は、この日の敗戦に悔しさをにじませながら、今季を振り返った。

画像: 約7年ぶちに日立台でプレーした中山(写真 浅野凜太郎)

約7年ぶちに日立台でプレーした中山(写真 浅野凜太郎)

中山にとって心待ちにしていた試合だった。

柏のアカデミーで育ち、2015年から2018年まで同クラブで活躍した中山はその後、オランダやイングランドのクラブを経て、昨季途中に町田に入団した。

中山がJリーグに復帰して以降、町田は柏と公式戦で2回対戦しているが、いずれの試合も中山は欠場している。

そしてこの日、町田の背番号19は、2018年12月1日のJ1第34節ガンバ大阪戦以来、約7年ぶりに日立台(三協フロンテア柏スタジアム)のピッチに立ち、古巣の柏に敵として向かい合った。

かつて応援してくれたサポーターから大ブーイングを浴びながらのプレーだったが、コーナーキックを蹴るため柏ゴール裏の前を通過した際には、あまりの大きなブーイングに笑ってしまうシーンも。

久々の日立台でのプレーを楽しんでいるようだった。

画像: コーナーへ向かう際、柏サポーターの大きなブーイングに思わず笑ってしまった中山(写真 浅野凜太郎)

コーナーへ向かう際、柏サポーターの大きなブーイングに思わず笑ってしまった中山(写真 浅野凜太郎)

だが、逆転優勝を目指す柏の勢いに押された町田は、後半18分にオウンゴールで失点。その後も果敢に相手ゴールへ襲いかかるも、最後まで1点が遠かった。

町田の背番号19は「単純に勝ちたかった」と歯がゆい思いを口にし、「後半は僕らも修正していたのでハマるだろうという予測もあった。レイソルが強いことも分かっていたので、プラン通りだったかと思いますけが、後半のあの一本の失点でプランが崩れて、レイソルが楽な展開に持ってこられたのかなと思います」と試合を振り返った。

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