アメリカMLSの優勝チームを決めるプレーオフ決勝が6日に行われた。
GK高丘陽平が所属するバンクーバー・ホワイトキャップスとリオネル・メッシら擁するインテル・マイアミが激突。
前半8分にオウンゴールで失点したバンクーバーは、後半15分に同点に追いつく。
だが、インテル・マイアミはメッシのアシストから勝ち越すと後半アディショナルタイムに決定的な追加点を奪取。結局、3-1で勝利したインテル・マイアミが初優勝を飾った。

(C)Getty Images

(C)Getty Images
一方、バンクーバーは初制覇ならず。
試合後に高丘は「自分にとって本当につらい瞬間。多くのファンが応援しにきてくれていた。本当につらい」と英語で語り、穏やかな表情ながら悔しさをにじませていた。
高丘は、神奈川県横浜市出身の29歳、横浜FC、サガン鳥栖、横浜F・マリノスを経て、2023年からバンクーバーでプレーしてきた。
日本代表経験はないものの、今シーズンMLS西地区で最少失点のチームを守護神として支え、リーグ屈指のGKになった。
筆者:井上大輔(編集部)
