来年、カナダ、メキシコ、アメリカで開催される北中米ワールドカップ。
5日に行われた組み合わせ抽選から諸々の調整を経て、翌6日に大会のマッチスケジュールが発表された。
日本代表は、6月14日(日)にアメリカ・ダラスでオランダと、20日(土)にメキシコ・モンテレイでチュニジアと、25日(木)に再びアメリカ・ダラスで欧州予選プレーオフ勝者と対戦する。
このうち、2試合目となるチュニジア戦に関して、国際サッカー連盟(FIFA)が興味深いことを発表した。
1930年の第1回大会から数えて、日本とチュニジアの一戦が記念すべき「ワールドカップ1000試合目」であることが明らかとなったのだ。
今から95年前、13カ国で南米ウルグアイの地に集って初開催されたFIFAワールドカップ。この大会の“ファーストゲーム”は以下の2試合だった。
■1930年7月13日 15時キックオフ
フランス 4-1 メキシコ
アメリカ 3-0 ベルギー
首都モンテビデオで同時開催された2試合は、それぞれフランスとアメリカが勝利。なお、この試合を戦った4チームはいずれも来年の第23回大会に出場することが決まっている(しかも2カ国は開催国)。
それから96年のときを経て迎える今大会。歴史的な1000試合目を担当することになった日本代表の戦いぶりが注目される。
筆者:奥崎覚(編集部)
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