J2のロアッソ熊本は9日、高橋酒造株式会社と百年構想リーグユニフォームパートナー契約を締結したと発表した。

今季J2で18位に終わり、来季は5年ぶりにJ3を戦うことが決まった熊本。1試合を残した段階ではギリギリ残留圏の17位だったが、最終節のホームでのヴァンフォーレ甲府戦がスコアレスドローに終わったことにより、カターレ富山に歴史的残留劇を許してしまった。

クラブは、最終節後に配信したリリース『ロアッソ熊本に関わるすべての皆様へ』の中で、支えてくれた関係者への感謝を示すとともに、J3降格という結果について深く謝罪。選手・スタッフ・フロントが最後まで全力で戦ったものの歯車が合わず、悔しい結果になったと振り返った。

来季はシーズン移行前の「百年構想リーグ」で半年間かけてチームを再構築。2026-27シーズンにはJ3で雪辱し、必ず1年でJ2へ復帰すると宣言したうえで、引き続き支援と声援を求めている。

そうした中で今回発表されたのが、クラブを長く支えてきた高橋酒造とのオフィシャルトップパートナー契約。高橋酒造は今回の契約更新に関して、以下のようにコメントした。

「高橋酒造は、ロアッソ熊本のチーム立ち上げ当初からスポンサーを務めてまいりました。ロアッソ熊本が、地元熊本を代表する存在として誇りを背負って頑張り続けている姿勢は、私たち高橋酒造と共通する理念であり、常に応援し続けてきた理由です。

また、私たちも新規事業としてウイスキー造りに挑戦しています。この精神を大切に、ロアッソ熊本のJ2へ1年で復帰目指す挑戦を全力でサポートいたします。これからもサポーターの一員として共に前進し、熊本の未来をより明るくするため高橋酒造は全力で百年構想リーグも応援し続けてまいります」

米焼酎ブランド『白岳』(近年は『白岳しろ』)の文字を背負って来季も戦うことが決まったロアッソ熊本。すでに大木武監督の退任と片野坂知宏監督の就任が発表されており、オフシーズンの動きが注目される。

筆者:奥崎覚(編集部)

試合だけでなくユニフォーム、スパイク、スタジアム、ファン・サポーター、カルチャー、ビジネス、テクノロジーなどなど、サッカーの様々な面白さを発信します。現場好き。週末フットボーラー。

This article is a sponsored article by
''.