今夏にJ1の川崎フロンターレからイングランドの名門トッテナムへ移籍した日本代表DF高井幸大。

身長192cmの長身ながら、足元にも優れる21歳の大型ディフェンダーだ。2024年9月に20歳と1日で代表デビューを飾ると、逸材として期待を集めてきた。

トッテナムは彼を獲得するためにJリーグ史上最高額となる500万ポンド(約10.3億円)の移籍金を支払ったとされている。その高井は負傷離脱中だったが、復帰に近づいている。

彼がプレーすることになったトッテナムは1882年創設の名門だが、クラブのレジェンドになったアジア選手がいる。韓国代表のFWソン・フンミンだ。

2015年から2025年夏まで10シーズンに渡ってトッテナムでプレーしたソンは、プレミアリーグ得点王になるなど活躍し、クラブ史上5位となる通算173ゴールを記録した。

この夏のロサンゼルスFCに移籍したソンは、MLSのシーズン終了に伴い、古巣トッテナムに凱旋。

トッテナムは、9日に橋岡大樹擁するスラヴィア・プラハとのUEFAチャンピオンズリーグをホームで戦ったが、凱旋したソンは歓待を受けた。

画像: (C)Getty Images
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そうしたなか、高井がソンとの絡みについて明かした。

トッテナム公式SNSが「ソニー(ソン)がコウタに残した置き土産?コウタがソニーから学んだ言葉とは」として公開した映像で、高井は笑顔でこんな話をしていたのだ。

「バボ、Stupidっていうような意味(笑)ソニーから『君はバボだ』って言われた(笑)」

韓国語の바보(パボ・バボ)は、「おバカさん」というような意味の単語。ソンは、韓国語のスラング的なノリを高井に教え込んでいたようだ。

パボは愛情表現を込めた表現や侮辱的意味合いにもなるそうで、状況によってまったく異なる意味合いになるとか。

筆者:井上大輔(編集部)

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