日々、真偽が様々なものが飛び交うサッカーの移籍報道。
そのため、多くのサッカーファンは「このメディアは信頼できる・できない」といった背景知識を知りながら移籍報道を楽しむ。
数多くのサッカーメディアの中でも特に信頼度が高いとされている媒体が、欧州サッカーの移籍情報に詳しいイタリア人サッカージャーナリスト、ファブリツィオ・ロマーノ氏のアカウントだ。
2600万人以上のフォロワーを有する同氏のX(旧Twitter)アカウントから発せられる「Here we go」のワードに、サッカーファンは日々一喜一憂している。
そうした中、10日にロマーノ氏は日本代表DF冨安健洋のアヤックス(オランダ)移籍が合意間近であると報じた。
��⚪️ Ajax are closing in on deal to sign former Arsenal defender Takehiro Tomiyasu as free agent.
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) December 10, 2025
Short term contract until June, as @GBabaSport reports — could be offered a longer deal in summer 2026 based on this season performances.
Agreement at final stages. pic.twitter.com/ReCT2phuVf
契約は6月までの短期契約で、活躍次第で延長も視野にある模様。
この報道自体は他の大手メディアも行っており、ある程度確度の高い情報であると推察できるが、ロマーノ氏の信頼を揺るがす異常事態が発生している。
上記投稿でロマーノ氏が情報源として提示しているアカウントは『Shohei Baba』という謎のアカウント。当該アカウントのほかの投稿を参照すると、プロレスラー・ジャイアント馬場氏をテーマにした日本のジョークアカウントに見える。
サッカー界では極めて信頼度の高いロマーノ氏の投稿だが、今回はジョークアカウントに釣られてしまったのか。今後の動向に注目だ。
筆者:田原隆夫(編集部)
