UEFAチャンピオンズリーグは今週、リーグフェーズの第6節が各地で開催。
デンマーク王者のコペンハーゲンは10日、スペインのビジャレアルとアウェイで対戦し、3-2の勝利を収めた。
開始2分にコペンハーゲンがモハメド・エルユヌシのゴールで先制した一戦は、ビジャレアルがリードされても2度追いつく白熱した展開に。
最後は90分、カウンターから元デンマーク代表FWアンドレアス・コルネリウスが決勝点を決め、コペンハーゲンが今大会2勝目を挙げている。
この試合、鈴木淳之介はコペンハーゲンで初めて4バックのセンターバックとして先発。22歳の日本代表DFはこれまで右サイドバックを務めることが多かっただけにそのプレーが注目された。
結果は、2失点目に関与こそしてしまったものの、アウェイでの勝点3獲得に導く大活躍。地元メディア『Tipsbladet』は以下のようにプレーを評し、チームトップタイの5点を与えた(6点満点)。
「ついに彼は本来の最も得意なポジションで先発することができ、そのポジションでもしっかりと力を発揮した。いや、正直に言えば『しっかり』どころではなく、とんでもなく素晴らしかった。空中戦を完全に支配し、ヤコブ・ニーストルプ監督にパンテリス・ハツィディアコスをアップさせる必要性をまったく感じさせなかった」
ハツィディアコスはこの試合控えに回ったギリシャ代表センターバック。彼を出場させる必要がまったくないほどのパフォーマンスだったとしている。
CLは開幕4戦で1分3敗と苦しんでいたコペンハーゲンだが、2連勝でプレーオフ圏の24位に浮上。
チームは今週末の13日(土)にカップ戦準々決勝を戦った後ウィンターブレイクに入り、来年1月にはリーグフェーズの残り2試合、ホームでのナポリ戦とアウェイでのバルセロナ戦に臨む。
筆者:奥崎覚(編集部)
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