J2の藤枝MYFCは12日、元日本代表の槙野智章氏が新監督に就任し、明治安田Jリーグ百年構想リーグならびに2026-27シーズンよりチームを指揮することが決まったと発表した。

槙野氏は1987年5月11日生まれの38歳。広島県広島市出身で、サンフレッチェ広島のアカデミーから2006年にトップ昇格。“攻撃的センターバック”として成長し、2009年にはJ1で33試合8ゴールを記録した。

2010年12月に移籍したケルンでの挑戦は短期で終わったものの、2012年1月に加入した浦和レッズでは広島時代の恩師であるミハイロ・ペトロヴィッチ監督のもと大活躍、日本代表として2018年のロシアワールドカップにも出場した。

浦和で多くのタイトルを獲得したのち、2022年にヴィッセル神戸で1年間プレーして引退。その後はメディアなどで精力的に活動しつつ、指導者としてのキャリアも積み、2024年からは神奈川県リーグ1部の品川CC横浜で監督を務めていた(今季は4位)。

今月、JFA Proライセンスを取得し、来季からJリーグで指揮を執ることになった槙野氏のコメントはこちら。

「この度、藤枝MYFCの監督に就任しました。

サッカーと時間(とき)を刻む蹴球都市である藤枝の地で、Jリーグの監督としてのキャリアをスタートできることを心から嬉しく思います。

100年を超える蹴球愛に溢れた伝統を持つ藤枝という街、サポーター、関わるすべての人々がまだ見られていない新しい景色を皆さんと共に見られるように、監督として魂を込めて、情熱を注いでいきます。

僕は監督としてチームを勝てるようにするだけでなく、サッカーを通じて志太榛原地域を盛り上げていきたいと思っています。

最高のお祭り、最高のエンターテイメントを創出し、週末にスタジアムに足を運ぶのが待ち遠しくなるようなチーム作りを目指しますので、楽しみにしていてください!

槙野智章」

今季J2で15位に終わった藤枝MYFCは、5年間チームを率いた須藤大輔監督が今季限りで退任。藤枝と同じ来季J2の横浜FCの新監督に就任していた。

筆者:奥崎覚(編集部)

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