J1のガンバ大阪は、2026シーズンからイェンス・ウィッシング氏が新監督に就任すると発表した。
2023シーズンからチームを率いていたダニエル・ポヤトス監督が契約満了に伴い退任したG大阪。
37歳のウィッシング氏はドイツ出身で、若手育成と戦術理解に定評のある指導者として欧州で経験を積んできた。
2014年にドイツ下部リーグのギーヴェンベックで監督としてのキャリアをスタートさせ、その後はドイツのボルシア・メンヒェングラートバッハU-23チームでアシスタントコーチを務めた。
その後は、オランダのPSVアイントホーフェン、ポルトガルのSLベンフィカ、オーストリアのレッドブル・ザルツブルクなど欧州の名門クラブでアシスタントコーチとして指導に携わり、実戦的な戦術・育成メソッドを修得してきた。
ウィッシング監督はクラブのホームページを通じて、次のようにコメントしている。
「クラブ関係者の皆さま、ガンバ大阪を愛するすべてのファンの皆さま、そしてこのチームを深く想ってくださる皆さまへ。
このたびガンバ大阪の監督に就任できることを、心より光栄に思うとともに、大変誇りに感じています。ガンバ大阪は、日本において卓越したクラブであり、豊かな歴史、強い志、そして情熱あふれるサポーターによって形作られています。
私の目標は、勇敢で、アクティブで、そして一体感のあるサッカーをもって、このクラブをさらに前進させることです。ガンバを一つの強いチームとして体現し、成功をつかむために、毎日すべてを捧げていきたいと考えています。
この挑戦の始まりに胸が高鳴っていますし、皆さまと共に歩むこれからの旅を楽しみにしています。」
ウィッシング新監督の就任を機に、ガンバ大阪がJ1復権へどのような進化を見せるか期待が高まる。
筆者:江島耕太郎(編集部)
