日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダは今シーズンも厳しい戦いを余儀なくされている。
昨シーズン11位に終わったチームは、セルヒオ・フランシスコ新監督のもとで新たなスタートを切ったが、苦闘が続いている。
12日に行われたスペイン1部リーグ第16節ジローナ戦には1-2の逆転負けを喫してしまった。
前半35分に先制するも、後半31分に同点に追いつかれると、終盤に勝ち越され、痛恨の敗戦。久保はフル出場したものの、開幕戦以来のゴールはならず。
『Mundo Deportivo』は、この日のパフォーマンスをこう評価していた。
「ひらめきは改善されたものの、ボール精度と判断力に欠けた。
時間が経つにつれて消えていった。まったくもって物足りない。
序盤にはペナルティエリアへの素晴らしいパスがあったが、右足での決定機はミス。
後半は唯一残された攻撃の柱だったにもかかわらず、ほとんど存在感がなかった」
2連敗となったソシエダは、16試合時点で4勝4分8敗と大きく負け越している。
残り2試合で今年の戦いを終えるが、久保とともに今後の復調に期待したい。
筆者:井上大輔(編集部)
